「多けりゃいいというものではない」とのご指摘に深くうなずきつつ、多数のコメントが真面目な調子で書かれていることに私は安堵を覚えています。
当初ご説明したとおり、誹謗中傷や名誉棄損と思われるものは削除しましたがその数は3~4件どまり、それ以外は全て掲載しています。それらの内容をどう受け止めるかは私を含む読者に委ねられた問題だと考えます。
ブログ開始当初は市長選挙を明確に意識していませんでしたが、その後、投開票日が1月17日と決まり、先日は立候補を表明する方も現れるといった状況の進展をふまえ、選挙との関係でブログの終期を設定することもありか、と思うにいたりました。
というのは、ブログの主目的が「大津のまちづくりを考える情報広場とすること」である以上、市政運営に関する民意が示される市長選挙が大きな節目となるのが当然であること、もう一つは、私がひと通りの記述を終えるのがちょうど12月あたりになりそうだという事情によります。
正確な期日を決めた訳ではありませんが、あと2~3か月、皆さまのご参加をいただきながらこの場を運営していきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
記事を書かない間にたくさんのコメントをいただきました。
例により個別の論及は致しませんが、二、三記します。
「市長が聞く耳を持たないのは職員の努力や情熱の不足である」とのご意見があり、もと職員(それも近くで働いていた幹部職員)として、たいへん耳が痛い思いで受け止めました。なぜならこの方は、しごく当然の常識的な考えをおっしゃっていると理解できるからです。
しかし、と続けざるを得ないのですが、越市長になかなか耳を傾けて頂けないことが組織運営に良からぬ影響を及ぼしていると私は考えていますし、他の多数の職員にも議員にも同様の見方があることは事実です(このことについては既に記事に書き、掲載した市長への手紙にもある通りです)。
誤解のないよう申し上げますが、市長にご自分の考えを捨てて職員の言う通りにして欲しい等と求めるものではありませんし、職員として行うべき努力(正しく分かりやすい提案を情熱をもって行う努力)を放棄してよいと主張するものでもありません。
外部の目と内部の目が同一である訳がありませんが、それにしてもその較差の大きさを改めて痛感させられるご意見でした。
「ごみ処理問題」について再三にわたり詳細なご指摘を頂いています。
少なくとも施設の比較検討書作成の過程においては、この方の憂慮されるような「越市長の強引な誘導や結果の捻じ曲げ」はなかったという私の認識を申し上げましたが、それ以外のご指摘についてデータを持たず十分なお話ができません。恐縮ですが直接お尋ねいただくなど別の方法もお考えいただきたいと存じます。
プラスチック系ごみの分別をやめるという話は私も知りませんでした。老朽化著しい炉は大丈夫か、環境保全面からは逆行ではないかという印象はもちますが、これらはまず第一に検討するはずの事項ですから、きちんとした見通しのもとに適切に進められるのであろうと思っています。
「山田市長や目片市長と比較して越市長はどうか」というお尋ねもありました。
3人の市長の市政運営の方法やまちづくりについての比較検討は興味深いテーマですが、なかなかの大仕事です。ひと通りの記述を終え余力があれば、その時代の総合計画やマニフェストなどと関連づけながら記述したいと(いまのところは)思っています。
今日はこれで終わって、次回にはぜひ教育シリーズに戻りたいと思います。
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友人の撮影による秋景色です |