ご本人がご覧になったら「見当違いもはなはだしい」と思われるでしょうか、「だからどうした?人物鑑定より実績判定をしてほしい」と思われるでしょうか。
幾つかコメントをいただきました。
その中に「人気投票」という言葉がありました。確かに、多数の人が限られた情報と時間で一人もしくは少数者を選ぶという選挙の実態と、ポピュリズムや劇場政治の登場には、因果関係があると思います。選ぶ側の眼や報道のあり方も問われていると思います。
「ポピュリズムや劇場型云々より資質の話ではないか」と私の問題意識をただすご意見もありました。政治手法より施策の中身を問うべきであるとの問題提起にも思えます。
私は、政治手法と施策の中身は無縁ではないと思いますし、同様に施策決定のプロセスは施策の中身を左右すると考えています。それはそれとして、投稿者は諸般の根底に資質の問題があると見ておられるようで、私も深く同感するところです。
「市民の二極化」という指摘がありました。近年指摘される「中流層の減少」が背景にあり、大津では子育て世代の転入が多いことも関係があるのでしょう。この方は公的サービスや公の施設の行く末を憂慮しておられます。
繰り返して恐縮ですが、既存の(有形無形の)資産が有する計量しにくい価値を適切に評価する上で独断、拙速は禁物だと思います。
なお、投稿の中で市長選挙に関連して市議会会派や前知事の動向にふれた箇所がありました。勿論これらの方々の心中は私を含めた第三者に知るよしもありません。新聞報道の範囲内であったため掲載しました。それにつけても今後、越市長はどのようになっていかれるのでしょうか。
前回の記事の補足として越市長の今後について検討したいと思います。
大津市政 22 越市長は今後どうなるのか