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2015/11/06

49) もうひと言(越市長の「宿題」など)

 このブログは私にとって大津市政について考え、語りかけるための大切な場所ですが、たまたま用事が重なりパソコンに向かえませんでした。その間にもコメントを頂いたり越市長の動静が報じられたりしたので、少しそれにふれたいと思います。もしや関係先の圧力に屈したか?と心配して下さる方もありましたがそれは有りがたい杞憂。私は至って元気にやっております。

 ブログによる越市長批判を「犬の遠吠え」に例えた方がおられました。普通は「負け犬の遠吠え」と言いますが、単に「犬」とされたのは私への温かな配慮かもしれません。
 また、別の方(?)から中立性を装って「ネコをかぶる」云々のコメントを頂戴しました。
 犬か猫かどっちやねん、と内心思いつつ取りあえずアップしておいた次第です。
 このレベルでは名誉棄損にあたりませんし、それどころか、実は犬や猫のほうが邪(よこしま)なところがない点で人間よりずっと崇高ではないかと私は日ごろ考えています。
 さらにいうと生態系を支えながら決して恩着せがましい顔をしない植物全般の偉大さ。感情移入が過ぎると良くありませんが、動植物の在りようが人間の(あるいは文明の)姿を映し出す鏡であることは確かだと思います。

 話をもどしてブログの記事が「遠吠え」か「中立もどき」か。
 答えはブログの最初から各ページをざっとお読みいただければ一目瞭然だと考えます。一々読んでいられないという向きには、ブログの出発点でもある「市長への手紙」(関係資料1)が他ならぬ越市長に対して、すべてご本人にも思い当たるであろう事実を記したものであることを指摘するだけで足りると思っています。

 「茂呂が出馬すべきである」とウマまで出てきましたがこれも既にブログに書きました。
 私としては、副市長退任とブログでの市政実態報告により自分の使命を果たしつつあると考えています。選挙に出る出ない、ブログを閉じる閉じないは私がきちんと判断します。
 市長選挙の候補者はまだ出揃っていないようですが、今度こそ大津市長にふさわしい方が選ばれるであろうと祈るような気持ちです。

 そうした中、越市長が出馬を前提に議会の複数の会派に支援を打診されたとの報道がありました。二元代表制の項目でもふれたとおり、大津市議会は優れた取組みで全国的にも注目され、評価されています。高い識見を有し市政運営の現状についても把握しておられる各会派におかれては、市民のために最適な判断をされるものと思います。

 同じ日に「越市政4年間の光と影」と題してパワハラ疑惑などに関する報道がありました。ブログでも既にふれましたが、この出来事をよく知っている私としては、この出来事を踏まえた越市長の真摯な態度表明がなされることを心から望むものです。最も深く影響をこうむった職員が結果的に沈黙せざるを得ない状況や、市長の有する大きな権限を考えると一層強くそのように思います。
 犬や猫の世界にはきっとパワハラはないでしょう。
 また、前回の投稿コメントに「公文書消滅事件に関する説明責任が越市長の宿題である」という趣旨のご意見がありました。私も同感です。越市長はきっと1期在任中に「宿題」を果たされることと思っています。