2022/07/29

184)原発事故 3(地裁判決)

 東電旧経営陣、勝俣・清水・武藤・武黒の4名は13兆円を賠償せよ。株主訴訟の東京地裁判決(7月13日、朝倉佳秀裁判長)はもっとも至極の一語につきます。判決から日にちが過ぎて後味はなお爽やか。原発が国民の命と暮らしを「いかに損なわないか」との観点から社会的公正の範が示されましたが、...
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2022/07/09

183)原発事故 2(原発との「出会い」)

 メインテーマの「公 (おおやけ) 論」は歩みが遅く未だに周辺を手さぐりしている状況ですが、この「公」とは、若い人や生まれてくる人によりよい形で私たちの社会を引き継いでいくための手順であり思想でもあるということができます。そして「未来へのバトンタッチ」という観点からも、私は「原発...
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2022/07/03

182)原発事故(最高裁判決)

 原子力発電は子々孫々にわたる禍根である、いやそれどころか、子々孫々までこの社会を引き継ぐことを危うくする危険物であると私は思っています。正確には「思う」というより、地球が丸いのと同じくシンプルな客観的事実であると認識しています。それゆえ、「原発推進政策」をあえて選択し、科学的な...
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2022/06/23

181)公文書裁判判決に対する市の見解

  大津市は「公文書裁判」の敗訴を一体どのように受け止めているのか。大津市議会6月通常会議で八田憲児議員がこの点を質問され、佐藤健司市長が答弁されました。このブログでは前市長越直美氏の公文書不正をはじめ市民と法にそむく市政運営についての論評を終了していましたが(怒りと徒労感を感じ...
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2022/06/09

180)恥ずかしい資本主義

 また私事で恐縮ですが、体調不良を実感するこのごろ、自分の代でカタをつけておきたいことが幾つかあるのに寄る年波に負けてはおれぬと一念発起してウォーキングを再開し、受診のかたわら湖南アルプスと呼ばれる桐生の山すそをふらふら彷徨っています。そんなある日、起伏の多いコースを歩き終えてベ...
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2022/05/28

179)天皇の戦争責任

 新聞、テレビを見ない日が続き(ネットはあまり見ず)、世間が忘れかけた頃に初めてその出来事を知って「周回遅れ」で驚いたり怒ったりしています。ウクライナ政府が公式ツイッターの動画にヒトラー、ムソリーニ、昭和天皇の写真をセットで掲載し、日本政府の抗議をうけて引っ込めたというニュースも...
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2022/05/22

178)思うこと二つ

 瀬田唐橋、大津事件と昔話が続いたので次回は多少なりとも系統だてて「公」を論じようと勉強しかけた4月半ば、妻の母(95才)が心不全で倒れて入院し、5月初めに退院したものの一人暮らしはもう無理でそのまま我が家に同居することとなりました。幸い介護や看護の訪問サービスを受けることができ...
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