~ 介護をしない男を人間と呼ばない。介護は人間しかしない、他の動物は決してしない営みです。ですから介護することは人間の証明です。性別役割分業のもとに育てられた男性は、具体的な介護の仕事に戸惑い、悩むことが多いでしょう。しかし一方で男性には長年にわたって築き上げた社会的スキルが...
2022/10/01
2022/09/24
189)ケアをめぐって 2 (ケアの倫理)
私と家族の事情により「介護」、広くは「ケア全般」について考えることとなりましたが、私たちが夫婦として過ごした最終の日々がその契機となったわけではないことを言い添えたいと思います。私たちは一貫してケアを「する者」と「される者」という関係になく、それまでからずっとそうであったよ...
2022/09/18
188)ケアをめぐって
このブログでは、いまだにメインテーマである「公」について系統立てて論じていません。たとえば、「公」の定義や概念の変遷(「公儀」という語もあったように)、民主主義や社会正義さらには政治と「公」との関わり、さまざまな表現活動に見る「公・私」関係の変容、情報通信技術(ICT)や人工...
2022/09/09
187)出るわ出るわ
「お通じ」に悩む人が多いのでしょう、ネット上には「朝イチどっさり」とか「出るわ出るわ」とミもフタもない便秘薬のCMが流れています。しかし最近は自民党から「出るわ出るわ」。ひどい悪臭がただよっています。これでスッキリしたと党幹部は言いますが、懐中電灯で暗闇をさっと掃いたほどのこと...
2022/08/28
186)原発事故 5(追記)
話題を変えようとしたら政府が「原発推進」のノロシを上げました。岸田文雄首相は「大津通信」を読んでいないのか! と書くと「コイツは大丈夫か?」と心配くださる向きもありましょうが、いえ大丈夫ではありません、私はキレています。「ごまめ」どころか「めだか」の歯ぎしりにも及びませんが追記...
2022/08/16
185)原発事故 4(国策のわけ)
「国策」である原発が国と事業者なれあいの「無策」の末に爆発し、いまも国土と海を汚染し続けています。11年たって溶け落ちた核燃料(デブリ)の状況すら把握できず処理方針は未定。原子炉(1~3号炉)の底が抜けたため、チェルノブイリのように「石棺」で覆って放射能の減衰をまつ「時間かせぎ...
2022/07/29
184)原発事故 3(地裁判決)
東電旧経営陣、勝俣・清水・武藤・武黒の4名は13兆円を賠償せよ。株主訴訟の東京地裁判決(7月13日、朝倉佳秀裁判長)はもっとも至極の一語につきます。判決から日にちが過ぎて後味はなお爽やか。原発が国民の命と暮らしを「いかに損なわないか」との観点から社会的公正の範が示されましたが、...
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