2024/12/26

259)「風土」を読む

  日本の神は、数え切れないほど存在しているという一事をもっても自らの絶対性を放棄しているようで、キリスト教やユダヤ教の唯一神「ヤハウェ」に比べて迫力や厳格性に乏しく感じられます。だから日本の神は有難味がないとは言いません。むしろ私はそこらじゅうにオワシマス神々に親しみを覚えるし...
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2024/12/14

258)「光州詩片」

 韓国の戒厳令でざわついた気持ちがなかなか収まりません。同様の事態が日本で起きたら、私は向けられた銃口を払いのけ抗議ができるか、仲間の議員に呼びかけて国会に駆けつけられるか、身体をはってそれらの議員を守れるか、毎日街頭に出て大統領罷免を訴え続けられるか。私には到底その自信がないし...
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2024/12/03

257)ビワマスの通い路

 ~ 河川保護活動のなかでも「小さな自然再生」ゆうジャンルがあるねん。これは自由研究でいうと理科よりむしろ社会みたいなもんで、「 たったそれだけの事してなんぼの効果がある?」 と科学的な意義を問われたらそれまでのことを、 わざわざやってる感じ。  典型的な実例が野洲市の家棟川で、...
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2024/11/22

256)地球4大事件

  もし火星人が根気よく地球の観察日記をつけていたら人類史上の大事件として少なくとも次の4つを特記していることでしょう。以下、記載順に  ① イエスと聖書の出現、② 核エネルギーの発見、③ 宇宙船の製作、④ コンピュータネットワークの創出です。何といっても火星人ですから善悪を超越...
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2024/11/18

番外)スマホ民主主義の時代

  きのう更新したばかりですが兵庫県知事選の結果をうけて少し書きます。斎藤元彦氏のパワハラ体質は同氏による「公益通報つぶし」や、県職員9700人を対象とした百条委員会の調査結果から明白であり、更に一連の同氏の発言を聞くにつけても知事にふさわしい人物ではないと私は思っていました。稲...
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2024/11/17

255)宗教について

 人生の岐路はその時それと分かることもあり、後に「あれが別れ道だった」と思うこともあります。私事ですが、父が病没し残された家族が名古屋から家屋敷のある草津に移った際は、当時5歳の私も運命の変転を感じたものです(汲み取り便所の「奈落の恐怖」も忘れられません)。一方、それから 十数年...
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2024/11/11

254)トランプ当選

  倫理と良識のアマルガムが服を着て二足歩行しているような人でも心の奥底に不逞な考えや破廉恥な願いを宿すことは大いにあるだろうし、人間とはそんなものでしょう。聖書はそれさえ許容しませんが(マタイ福音書5-27)、ちょっぴり大目に見てほしいと私などは思います。むしろそれより重要なの...
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