2024/11/11

254)トランプ当選

  倫理と良識のアマルガムが服を着て二足歩行しているような人でも心の奥底に不逞な考えや破廉恥な願いを宿すことは大いにあるだろうし、人間とはそんなものでしょう。聖書はそれさえ許容しませんが(マタイ福音書5-27)、ちょっぴり大目に見てほしいと私などは思います。むしろそれより重要なの...
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2024/11/02

253)そこまで高くていいですか

 高かろうが低かろうが本人の勝手であり他人がとやかく口を挟む問題ではない、と言われれば全くその通りですが、それでもいらざるお節介を焼きたくなります。テレビやラジオから聞こえてくる女性の声が不自然に高いのです。ニュースを読むアナウンサー、実況中継のレポーター、トーク番組のタレント、...
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2024/10/29

252)拳と祈り 

 自民単独でも公明党を足しても過半数を割りました。いつも寛容な有権者が、数に恃んで国会をないがしろにする自公政権に対し、もういい加減にせよと言いました。石破氏にも失望か。私も同感です。これで嬉しいとまで言いませんが逆の結果だったら深く失望したはずです。右にウィングを広げた立民が受...
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2024/10/19

251)閲覧御礼

  「大津通信」の閲覧回数が47万回を超えました。キリのよい50万回はずっと先ですから、ここでいったん節目のご挨拶を申し上げます。初めは大津市政について、途中から「公に関わること」にテーマを広げ思うところを綴ってきましたが、かくも地味な話題と冗長な文章にお付き合い下さっている皆様...
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2024/10/10

250)「公」の犯罪

 1966年に静岡県の味噌製造会社の専務一家4人を殺害したという強盗殺人罪に問われ、死刑が確定していた袴田巌さんの無罪が決まりました。事件から58年、死刑確定から44年、2度にわたる再審請求を経て本年9月に静岡地裁が再審無罪を言い渡したことに対して、このほど検察が控訴を断念して無...
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2024/10/03

249)木登り名人のこと等

 天狗岩の上で風に吹かれてお茶を飲み、ひとしきり湖南平野の眺望を楽しんだあと尾根筋ルートで下山するとします。遥か彼方に霞んでいるのは恐らく宇治の山々、右手にはどこまでも続く琵琶湖の水面。つい景色に目が行くけれど足元は痩せ馬の背を踏むがごとく、砂の撒かれた滑り台を立って下りるにも似...
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2024/09/21

248)「もう苦しまなくてよい」

   池澤夏樹がこう書いています。~ 信仰は魂に属するが宗教は知識である。あるいは、自分の信仰は言うまでもなく自分の魂の問題だが、他人の信仰はそうでないと考えるべきか。魂は余りに個的であって、その内奥は推し量りがたい。(中略)若い時からずっと、ぼくは宗教に強い関心を持ってきたが、...
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