2026/09/14

319)桐生の友

 たとえば海中を回遊していた1匹のマグロが漁師の針にかかって釣り上げられたとします。すると、それまでマグロが海中に占めていた空間は瞬時に海水にとって代わられます。魚体が隔てていた(あるいは媒介していた)周囲のプランクトンたちも空隙を満たすように相互に接近します。海水の水位もマグロ...
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2026/09/01

318)高市首相らへの要請文

 前回は精神科の名医であった中井久夫の著作「世に棲む患者」を取り上げました。といっても原文を多く引用して賛辞を添えただけのこと、論評と呼べるものでなかったことは皆さまご覧のとおりです。さっそく友人O君(ビワマスの守護神、斎藤元彦の天敵、驚異の言文一致男)から鋭い突っ込みラインが入...
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2026/08/14

317)「世に棲む患者」

  ~  統合失調症圏の病を経過した人の社会復帰は、一般に、社会の多数者の生き方の軌道に、彼らを“戻そう”とする試みである、と思い込まれているのではないだろうか。しかし、復帰という用語がすでに問題である。彼らはすでにそのような軌道に乗っていて、そこから脱落したのではない。より広い...
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2026/07/29

316)出藍の誉れ

   えっ、3時間も寝てへんの? アイロンがけも裁縫も自分でやる? 合間にメールを何千通も読んだ? うーんやるなあ! 異国の大統領に抱きついたり、奈良公園の鹿の腹をヒールで蹴破ったりする飛んでもない女子 (おなご) や思てたがなんとエエとこあるやんか。陰でそんな気張ってたとは知ら...
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2026/07/17

315)皇族数の確保

 ~「兄上、もうお休みでしたか?」、「まだだよ、どうした?」、「典範です。腹が立って眠れません。ヤンバルクイナやノグチゲラではあるまいし」、「またその話かい、あやちゃん。たしかに我々は絶滅危惧種あつかいだ。哺乳類ならツシマヤマネコやアマミノクロウサギといったところさ」、「しかし絶...
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2026/07/09

314)「潮来笠」

~ 潮来の伊太郎ちょっと見なれば 薄情そうな渡り鳥    それでいいのさあの移り気な 風が吹くまま西東    なのにヨー なぜに目に浮く 潮来笠   田笠の紅緒がちらつくようじゃ 振り分け荷物重かろに   わけは聞くなと笑って見せる 粋な単衣 (ひとえ) の腕まくり   なのにヨ...
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2026/06/26

313)ボランティア余聞

  国旗損壊罪法案は、審議が進むほどに白黒(白赤?)のあいまいさが際立ってきました。朝日新聞によると中道の後藤祐一氏が「日の丸に『日本頑張れ』と書くのはいいが『国旗損壊罪反対』としたらアウトか」と聞いたのに対し、自民の長谷川淳二氏は「メッセージの内容は考慮しない。客観的な状況によ...
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