手探りで始めたブログですが幸い大変多くの方々にご覧いただいています。コメントも頂きました。皆さまには一々お礼を申しておりませんが本当に有難うございます。
さて、このサイトは冒頭の「ごあいさつ」にも記したとおり、大津の市政やまちづくりについて考え、語り合うための小さなきっかけになることを念願して開設しました。
これからも大いに閲覧いただき、率直なコメントもたくさん頂戴したいのですが、「茂呂、がんばれ!」と仰られると少々困ってしまうのです。
私の役割は、現状を知りそれを憂う者としてしっかりと語ることだと考えています。それは越市長の市政運営に危惧を感じている者の使命であるとすら思います。そのために私は、今後とも事実に依ってなるべく客観的に記述していくつもりで、その方面で精一杯「かんばり」ます。
ご覧になった皆さまがどう受け止められるか、そしてどうなさるのかは勿論のこと私の及ぶところではございません。
前回ご紹介した越市長へのお手紙(関係資料1)は、主に市役所内部の組織運営についてご意見を申し上げた関係上、越市長の長所(えらそうな言い方で済みません)に言及していません。
今後、「大津市政」のページでは、美点も欠点を含めた市長としての資質について、さらに政策や予算等について順次検討し、いささか高い目標ですが「現市政の総合的評価」となるよう努めていきます。
(さしあたり次の1回は「副市長退任のいきさつ」の後半です)
今朝鮮半島が緊張してますが、北のもっとも危険な点はトップに意見を言うものが次々と粛正されて、トップにイエスという者だけで側近を固めていることだそうです 何やらどこぞの市役所と同じですね
返信削除越市長が地域にこられるときのにこやかな笑顔と、内輪の顔に、大きな落差があると分かりました。政治家はしたたかなものですね。
返信削除越市長の地の顔が知りたければ、インターネット議会中継が参考になります。
削除この9月、神奈川新聞の特別取材班が、「時代の正体、~権力はかくも暴走する~」の本を出しました。
返信削除そのなかの第5章で、作家の高橋 源一郎さんが「自ら学ぶ民主主義」について次のように述べられています。その抜粋です。
「民主主義の危機だから、自ら学ぶことこそが、危機にひんしている民主主義に対する実践につながると考えている」
「まず、本を開き、学ぶ。専門外の一市民がアマチュアとして社会のことを考える。『遠回りに見え実は近道なんじゃないか』」と。
また実践の手本として、「はるか2500年前のギリシャ・アテナイの民主制に倣っている。アテナイの役人は市民から抽選で選ばれ、陪審員も行政の中心を担う評議員も、みんな1年交代、権力の集中を徹底的に避けようとした。 軍人も商人も学者も、自分の専門を超えて学ぶことを求められた。共通の土台に載って社会を論じ合うためだ」
「自分で現場に行って調べ、考えを述べて、披瀝する。そして多様な情報と多様な意見をシェアする。民主主義イコール多数決ではない」のだと。当時の指導者ペリクレスは「我々が強いのは、決める時に徹底して論じ合えるからだ」
次項では、これも作家の辺見 庸さんが熱いメッセージを寄せておられます。氏の文言は、弛緩し老化の始まった自脳への覚醒の一滴の感があります。興味のある方は是非、ご一読を。
近江 太郎