私見ですが、公務員に対する類型的な見方(ステレオタイプ化)の根底にあるものは、自分たちは税や規制などの負担に見合う利益を統治システムから還元されているのか?という市民の疑問(検証困難なため疑問が出るのも自然と思います)や、公僕という言葉への理解不足(「公」と「市民」は似て異なるもの。正確には公務員は「市民のしもべ」ではないはずです)があります。
また、時に「公平、平等」という理念の機械的解釈に逃避したり前例を重んじる風土、すなわち「お役所仕事」に対する批判もあるでしょう。さらに身分的安定性への反感もあるかも知れません。
これを論じだすと「公」の概念を避けて通るわけにいかず本1冊分になるでしょうし、とても私の手には負えません。
それを飛ばして結論だけいうと、私自身が元公務員で内実を知る者ですがステレオタイプ化は「根も葉もないことではないけれど正しい見方ではない」と考えています。
そして、職員の方々の真面目な議論(今の市政のあり方に対する意見)を広く市民の方々に広げていく上で、こうしたステレオタイプ化を乗り越えていく必要があると思います。
ここで民主主義という言葉をもってくるのは少し大げさですが、コメントにもあったように、今日の民主主義を皆が(公務員も市民も)考えなおすという大きな文脈に位置づけられることだとも感じます。
私は越市長の組織運営に大きな疑問を感じていますが、こうした面で市民の広いご理解を得られないと「コップの中の嵐」にとどまるのでしょう。しかし、私がそれこそ「公共の利益」を念頭に置いて「瓶づめ通信」を流したところ、これだけの「応答」をいただきました。あきらめることなく今しばし続けようと思っています。
最後に1つ、このブログは、越市長を頂点とする組織のマネジメントに対して小さな雑音として響いているかも知れません。よかれあしかれ保たれている今の秩序を乱す邪魔者かも知れません。
しかし私は市役所を攻撃するのではなく擁護しているつもりですし、越市長はじめ職員の方々のお役に立ちたい(それが市民のためになる)と信じてこれを行っています。
さて、今回は市政の現状のうち「主要計画やマニフェストとの整合性」です。
ご自身が恵まれた環境でエリートとして歩まれたせいなのか、越市長は低所得者、障害者、病気の人など社会的・経済的に弱い立場の人たちに対する配慮や思いやりが欠けています。以前、国保料の大幅値上げの議論がされたとき、市長は受益者負担の一点張りで、激変緩和策を進言する担当部局や幹部の声に全く耳を貸されなかったそうです。さすがにこの時は議会が動いて事なきを得ましたが、市長方針のとおりであったなら高齢者や低所得者が多い国保加入者には相当な悪影響があったでしょう。 マスコミ受けする華やかな事業も結構ですが、自治体トップの真価はこうした地味な施策にこそあると思いますよ。
返信削除なぜ、市民のためにあなたがやめてよかったっていうコメントをのせてくれないのですか。誹謗中傷にあたるのであれば、その理由を説明してください。もし、それが誹謗中傷なら、このブログすべてが誹謗中傷です。自分は批判するけど、他人の批判は受け付けない。これがあなたのスタンスですよね。このコメントは削除しないでください。
返信削除あなたは茂呂前副市長が辞めてよかったというお考えでしょうか。くわしくご教示ください。誹謗中傷と言われますが単なる事実ですよ。どのようなお立場の方かは存じませんが、もう少し冷静に根拠を示してコメントされたらいかがでしょう。 そもそも市長は一国の総理と同じ、常に批判にさらされて当然の重い職責。きちんと説明責任を果たすのが本来。 それにしても市長のいいことしか書かない記者クラブの面々は異常。堕落としかいいようがない。あんたらいらんやん。
返信削除このブログの中味が越市長に対する誹謗中傷だと主張する場合は、弁護士の判断を仰いでから主張するのが賢明です。
削除大津市政をよく知る前副市長が市政のトップに立つ現市長を批判するわけですし、市政関連の資料が論拠に用いられますから、公共性が趣味のブログとは大いに異なります。誹謗中傷の4文字が法律用語にもなってきます。日常会話のなかで軽く使われる場合とは意味合いが異なります。
越市長自身が弁護士ですから、誹謗中傷による名誉毀損の成立要件はよく分かっていることでしょう。
誹謗中傷に相当する記載がこれまでにあったとしたら、なんらかの法的手段に出るはずです。
ですから、いまのところは、本人も誹謗中傷には相当しないと判断しているのでしょう。
本人が誹謗中傷だと思っていないのに、他人が誹謗中傷を主張するのも変な話です。
このブログの内容が越市長への誹謗中傷だとの主張はなんら説得力を持ち得ません。
匿名で好き勝手なことを発信するこのブログの2ちゃんねると同じですよね。
返信削除これを読んで喜んでいる人は大津市の恥をさらけ出してることを嘲笑っている人たちですよ。
大津市の職員はもっとレベルが高い人たちばかりと思ってましたが批判や愚痴しか言えず自分たちで何もできない人たちなんですね。
もっとレベルの高い行動をしてくださいな。
大津市の職員さんへ
返信削除聞いてない
→聞く、調べる、確認するなど積極的に
わからない、知らない
→調べたり調査しるなど積極的に
何事も市民のためであるなら能動的に活動して欲しいですね。
仕事の効率化を高めてコストを下げる努力をして欲しいですね。
ムダなおしゃべり、ムダな動きが多いですよ。
市長批判をしている場合ではありません。
何でも自分が源泉と捉えるともっとやることがありますよ。
今まで分からなかった市政など詳しく知ることができ、一市民として、楽しみにしてます。
返信削除コメントではたくさんの職員の方が現在の体制に不満を持っているのがわかります。
表現の自由があるため、そのことについては論じませんが、気になる点があります。
以前「市役所のパソコンでは見れない」というコメントがあったと記憶してますが、
職員さんは勤務中に職場のパソコンでコメントをしてないでしょうね?
もし、そうであれば納税者としては腹立ちます。
その点を十分にわきまえてください。
職員は実名で投稿するべき。批判や愚痴を言わず仕事にはげめという内容の、匿名の投稿がありました。私は民間ですが社長の批判をするときに実名を出すか匿名かはその時々の判断と思います。実名を出したときには正しいことを言ってても不利益がかかることがあります。匿名の投書が不都合な真実を明るみに出すこともあります。四人か一人かわかりませんがあなたも匿名でしたね?匿名は全てダメと決めつけない方がいいと私の意見です。市の職員さんの仕事ぶりは、全体で見て普通以上と違いますか?民間会社と比べてそう思います。
返信削除職員らしき人が勤務j時間内にコメント投稿している可能性は、投稿の日付と時刻から、だいたいですが見えます。けれども、市役所のパソコンから投稿したかどうかまでは見えませんねえ。実態を調べようとしたらGoogleに情報開示を要求しないといけませんが、警察でもない相手にGoogleがそこまでやってくれるかどうか。
返信削除仮に、勤務時間内に市役所パソコンからの投稿があったとしてですが、それがいまのところは業務を妨げるほどの出来事までいってないのでしょう。こりゃいかんというところまでひどくなったら、市役所内が、とりわけ越市長が黙ってませんよ。
職員にはこんなブログを見て欲しくないなあと越さんは苦虫噛みつぶしているんだろうと思うんですけどね、だからといって、市役所のパソコンからはやめなさいと言い出してませんよね。市長や市政が題材のブログですし、公務に資すると思ってるんじゃないですか。もしそうなら、たいした見識と度量じゃないですか。私は見直しますね。
それに、批判が盛り上がれば盛り上がるだけ、擁護の動きも盛り上がります。何の材料もなしに擁護の動きに火をつけるのはけっこう難しいことですから、批判の嵐も考えようによってはありがたいもんです。
職員からのコメントは実名投稿であるべきだとのご意見もありました。
実名投稿は正々堂々と潔い。けれども、潔さの割には大した情報価値が生まれない。ここが泣き所ですわ。実名でないことを問題視するコメントが匿名投稿というのも、この泣き所をわかった上でのことでしょう。
他人の名を偽ることもこの投稿システムでは簡単なんですね。逆に、たとえ正真正銘の本人であっても、この投稿システムにはそれを証明する方策が備わっていない。本人特定が無理だから、早い話、実名投稿を促すだけの大きなメリットが見当たらないんですねえ。
そんな実情ですから、あきらめざるを得ません。
実名か匿名かよりも、むしろ読み手の感受性ですわ。この人は好き勝手言ってるだけで傾聴に値しないなとか。
このコメントに反発したいというときには、実名でないことを責めるよりもコメントの中味そのものを責めるほうが現実的だと思います。
職員です。
返信削除職場のPCでこちらのページを開いたことはありません。履歴が残るので、職場から投稿はまずないと思いますが…。
気になったので、コメントの時間を見ましたが、平日の昼間のコメントはごくわずか。それが職員でないとは言い切れませんが、可能性は非常に低いと思われます。
職場のPCから、何かの投稿や登録はロックがかかり出来ないと聞いたことはあります。なので、仕事関係の公的機関の会員登録も自宅PCで閲覧しています(実際にはできるのかもしれませんが試したことがないので分かりません)。
すみません、会員登録は自宅PCで行い、ロックのかかってしまうページ(予算時期などに、普通の商品の価格を見ようとしても見られなかったことがある)は自宅で閲覧しています、と書くつもりでした。
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