今回は教育問題の予定でしたが市民シンポジウムの話題に変更します。
昨日(9月19日)、「明日の大津を考える会」による第4回市民シンポジウムが開催されました。
事務局となっている大津商工会議所は、市内産業の振興、中小企業の経営の高度化などを支援する経済団体ですが大津のまちづくりとも深く関わる存在です。
商工会議所が今の場所(コラボ21)に移転した時、私は産業振興課の主幹でしたが必要があって同所の歴史を調べたことがあります。そして、鉄道敷設や駅・道路の新設、市庁舎移転など様々な重要な場面で商工会議所が建議をしたり運動を展開するなど、大津のまちづくりに積極的に関わってこられた経緯を知りました。
今回は「明日の大津を考える会」の事務局として、矢継ぎばやの市民シンポジウムにより議論を喚起されましたが、これもまた大津商工会議所の伝統であるまちづくり活動の一環であると私は捉えています。
昨日はその最終回。八幡和郎氏が「大津市が市民満足度日本一の町になる条件を考える」という興味深いテーマで講演されました。その際に会場で配布された資料を入手したので「関係資料4」として掲載します。
私のブログは、主に市役所あるいは大津市という「内部の視点」から記述していますが、八幡氏は他都市との比較、歴代市長の比較、自治制度からの考察といった「外部の視点」から分かりやすくお話しをされました。
特に最後の部分で「日本の自治制度では現職が圧倒的に有利である。そのような条件下ではたとえ再選されても信任されたとは言えない。再選されればいいのだという甘えがないことを願いたい。」あるいは「市民にとって大事なことは現職も新人も同じ土俵において競いベターな選択をできる条件を作り出し市政に緊張感を創り出すこと」というご指摘が印象に残りました。
このブログの趣旨(大津のまちづくりの「情報広場」となること)に沿うと考え、八幡氏のご了解をいただいた上で掲載するものです。
なお、先日の投稿で「明日の大津を考える会」の議事録のリンクに感謝する、という趣旨のコメントをいただきました。このブログから「考える会」にリンクしていませんので、おそらく逆に同会事務局から当方にリンクされたことの勘違いかと思われます。
このブログ開設時にリンクに関して何も表示しませんでしたが、どうぞご自由にリンクをはっていただきますように(リンクフリーと言うようです)。情報広場のフィールドが広がることは歓迎です。
関係資料4(明日の大津を考える会 八幡氏講演資料)
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