2015/11/29

57)越市長と本ブログについて

 明日の市議会で越市長が正式に出馬報告をされると聞きます。越市長が市長の重責をさらに担い続けようとのお考えならこの4年をどのように総括されるか、その上で次の4年をどんな姿勢で取り組まれるのか、聞く人の心の底に届く言葉できちんと語っていただきたいと思います。
 改革を後戻りさせないと仰るなら改めていまこの時代における越市長の改革とは何なのか、その先にどんな世界が待っているのかを明確に市民に伝えるべきでしょう。
 また、改革をうんぬんされる越市長の自己変革こそ重要であると私は考えており、いつぞやの市長への手紙でもそのことをお伝えしました。もし、万一、越市長に真に謙虚な自省があるならば反省のポーズなどは不要だと思います。

 このブログで候補者を論評しないことを既に書きました。しかし、その後も何人かの知人からより良い市政の実現を望むなら態度を明確にすべきだとの意見をもらいました。
 ここ2~3日の投稿コメントでも、今後の市政に関してかなり踏み込んだご意見がありました。
 例えば「越直美氏のような市長に正当性を与えることがないまちづくりを茂呂は目ざしているのではないか?」、「新しい市長によるマネーロンダリングのような『市政洗浄』を経て3年保育の中身をこしらえるべきである」、「教育委員会と力を合わせようとしない姿勢で本当にいい教育ができるのか?落選させた方が早い」等々。
 私も心を許す内輪の集まりでは率直に意見を言いますし、その中身はもっと厳しく悲観的です。なぜブログで旗色鮮明にしないのか。もう一度ここでご説明したいと思います。

 と書いたところで私より先に辞任したもう一人の副市長とかつて交わした会話を思い出しました。
 越市長と私たちの3人の協議が済み市長室を退出してからのことです。彼は「茂呂さんが市長に反対するときの根拠は何か?」と聞きました。私は「市民にとって良いか悪いかが判断基準だ」と答え、以下、次のようなやり取りが続きました。
 彼「市長のやりたいことが、あなたから見て市民の利益に合わないと思ったらどうするか?」
 私「市長に理解してもらえるよう説明をつくす」
 彼「市長があくまでやりたいといったらどうするか?」
 私「市長に反対する。逆に聞くがあなたはどうか?」
 彼「自分は市長を補佐するために副市長をしている。市長の思いを叶えてあげたい」
 私「市民か市長かの二択になったらどうするか?」
 彼「究極のところで市長のいうところに従うのが副市長の役割だと思う」
 私「究極の二択になったら当然市民だ。それが公務員の役割だ」

 再現するといい歳をして何やら青臭い議論をしたように思えてきますが、越市長にどのように向き合うかという話の成り行きでこうなりました。「市長か市民か」などという二択は通常あり得ませんし、それを回避して市政運営の安定を図るのが副市長の務めであることは言うまでもありません。
 彼も私も市長の方針に反対せざるを得ないのはよほどの事態であると考えていましたが、二人の基本スタンスの違いが明らかになったやり取りでした。2人の副市長がこのような会話を交わすような市政運営でもありました。彼も私も市役所を去ったのでここに記す次第です。
 
 私は、このブログも市長のためではなく、市民のために行っているつもりです。
 今の越市政においては「市長のため」と「市民のため」が乖離しています。
 私の辞任理由もそれ、ブログ運営の理由もそれです。
 しかし既に述べたように市の施策はどれも「悪い顔」をしておらず、市政運営の問題点を市民に分かりやすくお伝えすることは容易ではありません。加えて世間では公務員に対して「親方日の丸でぬるま湯につかっている」という類型的な見方があります。改革を唱える若い女性市長について行けない職員あがりの副市長が辞めた後でまだぶつくさ言っている、と捉える方がおられたとしても私は一向に驚きません。
 そうした中で越市長の市政運営の現状をそのままの形で市役所の外にお伝えすることは困難です。市民の利益、不利益に関わる問題であってもコップの中の嵐と言われかねません。
 その壁を越えてきちんとした言葉を届けるためには、私自身がニュートラルな立場で冷静、客観的に事実を並べていくことしかないと思い、そのように努めてきました。
 繰り返しますが私が特定候補をブログ上で応援すると、そのためにブログを始めたのであろうという見方が必ず出てきます。そうなると「越市政の現状を認識していただく」というブログの目的が色眼鏡で見られます。そのことはブログを読む人にとって客観的な現状認識の妨げとなります。

 私は、(越市長には余計なお世話かも知れませんが)自分の知り得た事実をきちんとお伝えすることが公務員としてやり残した使命であると考えてこのブログをやっています。実はけっこう切実な気持ちでやっているのです。偏らず開かれた場であると認められてこそ「情報広場」も立ち上がるのだと思います。おかげでブログがある種の公共性を帯びてきているとも感じます。
 このようなブログの目的を僅かでも損ないたくないと考えるゆえ、候補者の評価も行わないというスタンスを守りたいと思います。
 したがって越市長についても、1月の市長選の候補者ではなく現職の市長として、1期4年間の市政運営を取り上げて論じるつもりです。同一人格ですから分離が難しい点もありますが、越市長の掲げられる2期目に向けての理念や政策については論評しません。何といっても現職ですから今の姿をしっかり眺めることが大事であり、論より証拠だと思っています。

 コメント投稿してくださる方々に対して「言論統制」はできませんが、こうしたブログの趣旨をご理解くださるようお願い申し上げます。
 なお、公務員に対するステレオタイプの解釈にふれました。
 私は身びいきで公務員を擁護するものではありませんし、越市長と同様に職員も常に自分を省みてあるべき公務を追求すべきだと思っています。とはいえ、世論がこうした先入観に頼ることは生産的ではなく公共サービスの貧困化にもつながっていきます。越市長が保育士、保健師、教諭、司書等々の専門職を減らしていこうとお考えのようですが、私にはコインの裏表のような気がします。
 市民から見てどうか?という視点から常に問い返されなければならないと思います。
 皆さんと共に明日の越市長の言葉をかみしめたいと思います。




 

23 件のコメント :

  1. 茂呂さん、ここに書かれた通りでいいと思いますよ。市長選新人候補のまちづくり姿勢をご存じないのだから、何も言えなくて当たり前です。私たちだって知りません。それで選べっていうんだから、これはみんなの公営ギャンブル(?)です。それでもできるかぎりよく見て選ぶしかありません。

    >市の施策はどれも「悪い顔」をしておらず、市政運営の問題点を市民に分かりやすくお伝えすることは容易ではありません

    やっと茂呂氏の真意が分かりました。前の書き方では解りませんでした。わるいものが出ていかないと言いながら政策理念を云々するのはおかしいと思っていました。

    情報広場もまちづくりの意見交換も、まだまだこれからと思います。そのひとつの理由は、越市長のまちづくり理念でいいのだ、越市長は市民のためになるのだというコメントが出てこないことです。越市長を支持するコメントは出てきますが、大津のためだ、市民のためだという言い方をしていません。

    じゃあ、越市長自身が、今日の立候補表明でそれを言えるかどうか。言って欲しいもんです。私の市政が大津をいいまちにしてきたと信念を述べなければ、4年間あんたは何してた?になりますよ。

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  2. 拍手ゼロ!
    越市長の出馬表明を聞きました。
    住み続けられる町が目標だそうです。そのための3つの対策として1..人口増の努力 2.大津の魅力の再発見 3.人口減にそなえる、を強調されました。1と3は同じことの表と裏で、2は市長の功績とは無関係の物事に対する確認と受け止めましたが市民に余り響かないふつうのお題目みたいに思いました。
    8月から市民と膝詰めで対話したそうですが何人ぐらいの人と会われたのでしょうか?
    市民の声が反映されているのか疑問に思いました。この程度の感想の投稿はブログぬしもOKされると思います。決意を聞いた議場や傍聴席から1人の拍手さえなかったことがいまの市政の有り様を雄弁に物語っている気がしました。市民としてはしっかり見極めて信頼できる人に希望を託す必要があると思いました。

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    1. そうですね。信頼できる人を見極めたいですね。
      「いいまち」をちょっと間違えるだけで「いまいち」になりますから。

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    2. >住み続けられる町が目標だそうです。
      新潟を見てごらんなさい。おらがまちであり、人口流出が少ないのですよ。
      とても大事なことです。これからはより良い教育環境、快適なまちづくりですよ。

      >1..人口増の努力
      住んでみたい大津。良いじゃありませんか。
      課題をクリアして自然豊かな大津、文化豊かな大津、豊かな教育環境。みんなでやって行きましょう!

      >2.大津の魅力の再発見
      大津には素晴らしい歴史、文化、観光地等々あります。広報を充実させて観光客を呼び込むとともに大津市民も生涯豊かな生活を過ごせるって良いじゃありませんか。

      > 3.人口減にそなえる
      限られた財源。始末するところは始末しなければ破綻都市になります。
      今さえ良ければ良いのではなく、10年、20年、30年を見越したまちづくりが必要です。
      批判ばかりするような人にはわからないでしょう。
      市議も低レベル。寝てる議員は辞めてもらいたい。
      議員数削減も必要です。
      これをお題目を並べるだけだとは、大津を良くしたいと思ってないとしか思えませんな。

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    3. 私も批判ばかりしてる人のひとりです。

      それはさておき、大津の魅力の再発見には、大津の魅力をもっと言葉にするのがいいと思っています。言葉にすることによってみんなで魅力を共有しやすくなります。

      歴史でいいますと、京都は叡山の門前町であるという見方があるほど大きな存在ですが、大津のほうはなんか京都に負けている気分で過ごしてきました。歴史プロの力を借りて、叡山と大津のゆかりの深さを分かりやすい言葉にする。三井寺のベンベン君以上のものを市民が実感できるようにする。こういうのおもしろいと思います。京都府の亀岡市、長岡京、福知山に負けず、めちゃ光秀シンパのまちになるとかもどうでしょう。

      観光客以前に、まず住んでいる私らです。自分たちが大津の魅力を認識しないと。
      私たちがいいまちだと思う理由で観光客もいいまちだと思ってくれる。それがいちばんいいことです。

      琵琶湖にしても、茂呂氏は、湖岸線が市街化地区で、湖に沿ってまちづくりが進むから大津こそ琵琶湖だといいます。いや、それだけなら大阪の道頓堀と変わらへんやないですか。同じ水辺のまちでも、道頓堀と大津とでは違うというとこを、もっと言葉にしたいもんです。

      私は、魅力の再発見というよりも再編成やないかと思っています。こういう話に反越も親越もないですから、批判ばかりしてる人ですけど、書きました。

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    4. >住み続けられる町が目標だそうです。
      新潟を見てごらんなさい。おらがまちであり、人口流出が少ないのですよ。
      とても大事なことです。これからはより良い教育環境、快適なまちづくりですよ。

      見ろと言われたら見ないこともありませんが、何を見ていいのかわからない。
      おらがまちの愛着心に従ったときに、居残るための選択肢がどれだけあるかじゃないですか?
      教育環境とかまちの快適さだけでは語りきれません。私は長い間、新潟に住んでいて、大津とは違うところ多すぎだと思いますよ。ひとつ考えるだけでも、日本海側最大の港でしょ。大津だっていまだに琵琶湖水運が盛んなら、そりゃ違ってましたよ。でも、海を行く運輸技術が発達して琵琶湖水運が要らなくなったわけですし。
      新潟がなにゆえに流出が少ないのかを言ってもらって、そのうちの何を大津が真似できるのかを言ってくれませんか。

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    5. >限られた財源。始末するところは始末しなければ破綻都市になります。
      今さえ良ければ良いのではなく、10年、20年、30年を見越したまちづくりが必要です。

      これは、自分の娘世代の感覚として見逃せないことです。負担が自分たちにかかってくるという危機感は、私の年代(60歳代)とまったく違うと思います。越さんがこのように言ったら聞きたくない人も、娘さんが同じことを言ったら聞くと思うんですよ。ここはお互いに歩み寄る必要があると思っています。世代間のギャップを克服する話し合いを心がけないと平行線です。

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  3. 私も中継見ました。市民の代表である38人の議員から一人の拍手もなかったことは象徴的です。
    与党であっても野党であっても目指すところは町の発展と市民の幸福です。たとえ考え方が違ってもおおきな目標は同じだ、がんばれよという拍手があるのが普通です。いまの状態は異常です。拍手なしを越さんはどう受け止めたでしょうか?

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    1. 低レベルな議員が多いってことですな。

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  4. BBCのニュース見ました。
    思わず笑ってしましました。
    ところでタクシー通勤はまだ続けているの?

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  5. 今回も拍手なしだったのですね。
    茂呂氏の副市長の退任式には数百人の職員が大会議室に集まっていました。
    茂呂副市長の挨拶には鳴りやまない拍手、一方越市長の挨拶には誰一人物音ひとつ立てず。
    数百人の職員がいたのに、全く誰も反応しませんでした。

    これらのことは、藤井議員のブログにも書かれています。
    http://www.fujiitetsuya.jp/blog/?p=4361

    谷議員は議会でも質疑されました。
    http://www.taniyuji.jp/shiten/05/33.html

    拍手がないことは、今に始まったことではないように思います。

    ただ、26年6月の市議会では「越直美市長に自らの政治姿勢を省みることを求める決議」は否決されています。もし、同じ決議が今されるのだとしたら、可決されるのかもしれませんね。

    http://www.city.otsu.lg.jp/gikai/nittei/1391328601273.html#a9
    6月通常議会の下の方にあります。

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  6. 大津市は、茂呂氏のいうように、優れた住環境を天与され、人口増はその住環境のおけげです。それだけに、人口減を止めたいとなったときには人智を働かせにくい。私は営業をやっています。製品力に恵まれて売れた商品は売り上げダウンをどう食い止めていいのか見えにくいもので、商品力の弱さを工夫で補ってきた商品のほうが対策を考えやすい。大津市の人口もこれと似たところがあります。
    ただ、本当に優れた商品は、本当にダメになってしまいません。その領域でのスタンダードとして生き残るものです。人口減少は日本全体のことで、いわば市場縮小なのですが、大津市は質の高いベッドタウンのスタンダードを模索すればいいのかもしれないと思います。人口数の多さだけを値打ちとはせず、やわらか頭でものを考えたいもんです。
    いい例かどうか分かりませんが、西武大津店やパルコ。大津に百貨店があることよりも、京都や大阪の百貨店に行きやすいことのほうが大津の値打ちかもしれません。帰ってきたら琵琶湖までの視野を遮るものがないほうが値打ちかもしれません。これからはそういう感じで大津のよさを考えたらどうでしょうか。

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  7. 拍手ゼロの意味を私も考えています。越市長を直接に知っている議員の人々の共感を得られなかったのだと思いました。茂呂氏がこのブログで書いておられた立場が異なっても通じ合うような人間性への信頼と共感を越市長は近くにいる人々から得られなかったということです。よく知らない人には漠然とした期待感を持たせるけれど、近い人には支持されない。これが越市長の特徴だと思います。越さんがマスコミという飛び道具を重視するのも当然です。クチコミでも伝わる本物の良さを持つことが大切です。議会の反応を越さんもシンパもよくよく考えた方がいいですよ。
    これは、市民代表である議会に対して真摯に向き合ってこなかったことの当然の反映でもあります。
    もうここで答えは出ていると私は思いました。

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  8. 破綻都市になる前に市役所という組織が破綻するでしょう。越さんのやっていることは実は大きな無駄使い!今あるものを活用しないうえ、組織が生き生き働く条件をしらみつぶしに殺しているのだから。

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  9. 誰が拍手しますか?
    大津のことを知り大切に思うがゆえに名乗りを上げて市民の負託を受けているのが議員です。
    市民のこと、大津市の将来のことをつねに考えている立場として、37人が期せずして一つの態度表明をしたわけです。これ以上は申しません。

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  10. 越さんへの拍手がなかったらしいですね。拍手だけで決めつけられないが、現職の出馬表明でこのような事態は珍しいことです。各地を見てますがあまり例を知りません。ここがいまの大津市政の特徴だと考えます。やっと戻ってきた大津のまちづくりを託せるひとを見極めなければなりません。越さんは今日のことを真剣に考えた方がいいですよ。実感の伝播ができない人はあきまへん。

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  11. 拍手なしで盛り上がっています。私もびっくり。でも納得です。変えているところをアピールするだけの四年であったと思います。うわすべりの見てくれ政治ではなかったか?ということを反省するいい機会ではないですか?私も拍手する気になれません。

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  12. 大津市長選の投票率をずっと見てみますと、ここ何回かは45%を超えてません。

    最高は、1972年の72.38%。西田善一市長だったのが、大津市初の革新市長山田耕三郎さんに交代したときです。
    1980年から山田豊三郎さんですが、このときは無投票での当選。76年、80年、84年と3回続けて無投票選挙なんですね。
    豊三郎さんの時代は88年に48.03%というのがありますが、92年が38.63%、96年が34.11%と盛り上がっていません。

    山田豊三郎さんの時代は2004年まで続きます(銅像ができるはずや)。目片信さんとの交代だった2004年も含めて、2000年以降の大津市長選はずっと42~44%あたりです。
    越市長誕生の2012年は2000年以降では最高投票率でしたが、それでも44.15%。このときの有権者数は205317人です。

    いま4人が立候補表明しています。おそらく共産党が独自候補を立ててくると思います。共産党に確認したわけではありませんが、大阪ダブル選挙を自民と相乗りで戦って負けましたから、大津では共産党員の本当の受け皿を候補にしたいという心理が働くと思います。

    共産党が候補者を立てますと、その候補がだいたい2万票くらいは持って行きます。となりますと、投票率がいつも通りだとして、残る票数は11万票あるかないか。これを4名の候補で(私は3名で考えていいと思っています)奪い合います。

    前回の越市長の獲得票数が51735票です。投票率が45%以下なら今度の選挙のトップ当選はもっと少ない票数になるかもしれません。大津市の有権者数が20万人超ですのに、そんな決まり方では選んだ方も選ばれた方も「なんだかなあ」ではありませんか。

    立候補表明の越市長に向けて拍手ゼロだったといいます。
    しかし、拍手の少ない当選のほうが問題ですから、みなさん、投票に行きましょう!

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  13. 4年間の成果として挙げられていたものの多くに違和感を感じました。本当に越市長の努力によってなしえた成果なのか、また、その内容が”停滞していた大津を変えた”といえる代物なのか? 大いに疑問です。
    1 大津市モデルのいじめ対策  毎年数億円の税金がつぎ込まれ続けます。この財政投入に対して市民が納得できる成果の説明ができるのか?
    2 保育園整備  これまでから様々な議論があったように、多かろう悪かろうのレベルではないのか?
    3 観光振興と企業誘致  個々具体に聞かないと市長の業績なのか外的要因なのかわからない。たとえばH製作所の新工場建設が市長のトップセールスによって実現したなどとはおよそ思えない。
    4 ごみ焼却場を2か所に減らした  その虎の子の2施設のメンテナンス経費をケチったために大金を支払って県外で処理しているのはむしろ失政ではないのか?
    こんなことを考えながら聞いていて思ったのは、越市政の4年間は単に過去の蓄積と関係者の頑張りにおんぶされながら、時に短慮なアイデアを無理強いして周囲を混乱させつつもスタビライザーが働いて事なきを得ている、といことではなかったのか。
    停滞している大津の街を4年で変えて見せますとの公約を実感できる市民はどれほどおられるのでしょうか。 1期と2期の施政方針のちがいもよくわからず、改革の流れを止めないでほしいとの市民の声を出馬の根拠にされても私なぞにはとても理解の及ばないスピーチでした。

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    1. 市長になった人が何に目をつけるか、何から手をつけるかは、独自色の反映ということでいいと思います。試行は許すけど錯誤は許さないというのも、市政を萎縮させます。
      ただ、越市長の場合、政策全体の傾向として、知恵の集積を感じさせません。多角的な検討を積み上げていたらこうはならないだろうというケースが少なくありません。
      上のコメント主が書いておられるうち、私はとくに、「1 大津市モデルのいじめ対策」と「2 保育園整備」でそれを感じます。

      「1 大津市モデルのいじめ対策」のほうは、いじめと自殺の関連性に否定的だった教育委員会の見解を、少なくとも内部ではもっと検証すればよかったと考えています。そうしていれば、また別の対策になった可能性もあります。
      市長は、外に向けて、教育委員会と学校がわるいと打ち出したわけですが、そうなってきますと、教育委員会や学校が深く関与しない対策でなければ辻褄が合わなくなります。その成り行きでは、実質的な効用よりも教育委員会や学校を信頼していないという体裁が重視されやすくなります。こうして、結果的か意図的かは断定できないにせよ、いじめと戦う若き女性市長のイメージ醸成機能を存在価値とする対策にに傾きやすいことも予測されます。
      上のコメント主がここまでキツいことをおっしゃってるのかどうかは知りませんが、いじめ防止にどのように機能してきたのかを具体的に知りたい気持ちが私にもあります。

      「2 保育園整備」については、待機児童数、とくに潜在需要の正確な把握に、どの地方自治体も苦心するところです。越市長の施策で2015年4月では一時的に待機児童がゼロになったというものの、またすぐに待機児童は発生しています。勉強してみましたら、以下の理由で真の待機児童解消はなかなか困難なようです。間違いがあったら指摘して下さい。

      ①いわゆるわがまま待機・・・斡旋された園が希望する園と食い違うから入園しない。斡旋を断った時点で待機児童数のカウントから外れ、見かけ上のゼロ人となる。
      ②入園申し込み書の不備・・・市が定めた様式に従ってきちんと提出できない親もいるということなんですねえ。こちらは待機児童数にカウントされます。
      ③あきらめていた親が急に入れたがる・・・定員数が増え、あきらめなくてもよくなって、一気に入園申し込みが殺到する。あきらめている時点ではゼロ人扱いでも入園にあぶれたら待機児童扱いだから、定員増が待機児童数増を生み出すという結果。

      で、大津は①②③がどうなってるんですか?と市に聞きたい。市のホームページの子育て関連を見ても公表されていません。じゃあ、いったいどういう実態把握に基いて保育園整備が進めたのですか?ということになります。さらには、保育士さんが雇えなくて定員割れとか、3~5歳を見たら定員割れとかも生じています。
      幾多の知恵を集積して進めていたらここまでのムダを防げたのではないかと思えてなりません。
      その割に市は涼しい顔。定員をさらに増やせばなんとかなります程度の認識です。分かりやすく説明しようというスタンスが感じられません。

      試行は許すが錯誤は許さないでは市政が萎縮すると、さっき言いました。しかし、私は、このような錯誤は未必の故意とでもいうべき粗雑さから生じるものだと感じています。

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    2. 「4 ごみ焼却場を2か所に・・・・・むしろ失政ではないのか?」のご指摘はまさにそのとおりであり、3か所を2か所にして(=南部クリーンセンター建設事業を中止して)建設費をおおいに節約したなどともっともらしく言うのはもういい加減にしてほしいと思います。
      小生も、藤井哲也議員のブログを援用させていただきながら10月の6日、11日、17日と大津通信に投稿させてもらっておりますように、越市長のごみ処理施設建設施策は的外れであると断言できます。
      しかしながら、これら拙稿に対していまだに何らの反論もいただけていないのが残念でなりません。越市長も読んでいただいていると嬉しいのですが、ごみ行政、ごみ処理施設建設に通じた市職員さんからでも、10月12日のプラスチック製容器包装分別収集についての拙稿も含めて、反論がいただけたら幸いです。小生もペンネームであり、匿名ででも是非よろしくお願いします。
      ――――― ギャベジン

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  14. 越市長はきのうの議会提案説明に続いて今日は月例の庁内放送でしたが、心の底に届くどころか表をかすめることもない言葉でした。職員に対し語りかけるという姿勢がまったく感じられません。いつもそうですが昨日の今日で何か変化があるかと思っていましたがやっぱり空振りでした。昨日は職員に対する感謝の言葉が議員に対してありましたが、、、。取り巻きの人を除いて多くの一般職員と心を通わせるという発想自体がないと感じますの職員として残念なことです。

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  15. 昨日と本日、京都新聞の小川卓弥記者が、越直美市長の市政4年間を振り返る囲み記事を上・下の2回で書いています。いま京都新聞に確認しましたら、デジタル版では読めず、紙上だけの掲載になります。
    この大津通信から茂呂氏独自の越市政批判を引き算すれば、事実の点でちょうど新聞記事になるといった感じです。つまり、茂呂氏の書いてきた事実が、記者の取材を通してさらに信ぴょう性の高いものになったといえます。

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