2019/11/06

92)明日は「大津市公文書裁判」です


 11710時、大津地裁で「公文書部分公開決定処分取消訴訟」第1回公判が開かれます。並行して損害賠償請求訴訟も審理中です。通算すると7年越しの争いで問われているのはごく単純な事柄です。

 これまで原告は大津市に対し、その保有している「セクハラ相談」の記録一式、庁内にまかれた「怪文書」、不当要求事件の記録一式を開示するよう繰り返し請求してきました。京都市弁護士会からは「弁護士会照会」がおこなわれ、大津地裁からも当時進行中の刑事裁判の審理に必要であるとして「公務所照会」が行われました。これらに対する大津市長の対応は適切であったかどうかが問われているのです。

 すでに申し上げたように最高裁(!)や審査会は大津市に大変厳しい判断を示しています。一方で市の説明は、あるともないとも言えませんあったけれども捨てました捨てた時期は分かりませんこれで問題ありません、といった具合です。さらに詳細を知る私としては、まったく怒りを禁じえません。大津市は一体どうなるのでしょう。
今度こそ越市長が市民への説明責任を果たされるよう期待するものです。



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