昨日の「公文書裁判」初公判は多くの取材陣も見守りました。私は出席していませんが原告側から以下の話を聞きました。提出された大津市の答弁書において、「録音したことの記憶がないことや、文書を作成したことの記憶がないことは不自然ではない」と担当者が主張し、また原告が新たに証拠として提出した文書について「誰が出したのか」という点を反論しているようです。記憶喪失、場外乱闘なんでもありだなあというのが私の率直な感想です。次回は市が反論の準備書面を提出した上、12月26日10時に公開で開かれます。
並行して進んでいる損害賠償請求は、本件と深くかかわっており、来たる11月19日(火)10時~16時30分まで終日にわたり証人尋問が行われます。これら一連の裁判ではすでに大量の証拠書類(言わば「動かぬ証拠」)が提出されており、原告被告双方の証言は書証に照らしてどうか?という点からも慎重に審理されるでしょう。事実にもとづくやり取りが行われ、結果として市民の知る権利が守られるよう私も微力を尽くしたいと思います。
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