滋賀版は低品質、全国版は煮え切らない良識路線、中でも昨今の天声人語はあまりに凡庸などと悪態をつきながら朝日新聞を読み続けてきた私ですが、9月12日の朝刊の「朝日歌壇」に掲載された短歌を目にして一言書きたくなりました。選者は高野公彦氏、作者は戸沢大二郎さんという方。
その一首。「英雄を欲する時代(とき)は危うしと言えど何処かに誰かおらぬか」
とりわけ東日本大震災が起きてからというもの、それまで以上に明るい未来を想像しにくくなった私たちの社会は昨年来の疫病流行にあえいでおり、政治の貧困が浮き彫りになっています。そのさなかの自民党総裁選です。まことに「誰かおらぬか」。公共について書くつもりがつい脱線しました。
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