2022/04/02

175)判決確定

  越直美前大津市長による「公文書隠ぺい事件」の地裁判決に対して3月31日の控訴期限までに大津市および越直美氏からの控訴がなく、越氏の情報隠ぺいやパワハラを厳しく断罪する現判決が確定しました。佐藤市長には迷惑至極の「置き土産」にけりがつき、今後とも一層透明性の高い市政運営に努められることと存じますが、さてコ氏はいかに。

 市長であった時、勝ち目のない(正義のない)訴訟を最高裁まで持ち込んだこの人物が今回控訴をしなかったのは、自らの証言の信用性を低いと見た一審判決を受け入れざるを得なかったからでしょう。すなわちウソの上塗りを断念したわけです。これまで十分に「重ね塗り」していますから遅きに失したとはいえ、今回は妥当な判断をされたと思います。

 今後はすみやかに被害者、関係者へ謝罪を行うのが普通ですが、コ氏は一体どうされるでしょうか。もし何食わぬ顔であらたな分野での「活躍」を続けるとしたら残念なことです。聞くところでは「女性の活躍を推進したい」との思いをお持ちとか。社会的に何かを進めていこうとするなら目的は何であれ、まずは自分自身が「まっとうな一個人」である必要があると私は考えます。

 これは前回に書いた「手段と目的」や「時代を超える眼」に関係する話です。うまく波に乗り、あちこちでつまみ食いしながら世渡りする人もいますが、そのような人が社会に真に貢献できるものでしょうか。コ氏が真摯な反省から再スタートを切らないとすれば、そのような人物に「応援」されることをよしとしない女性も少なくないはず、私が残念だというのはその意味においてです。コ氏を取り上げるのはこれで最後でしょう。以上、判決確定のお知らせです。






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