(1)はじめに
越直美大津市長は、平成24年1月の就任当初、日米で弁護士活動の経歴をもつ最年少の女性市長として注目を集めました。その後も歴代市長に比べてマスコミへの登場回数が多いことから世間の認知度は高く、さらにいじめ対策、子育て支援、観光振興など看板施策の宣伝効果も相まって、越市政を良いと感じる市民は多数に上ると思われます。
その一方で市議会、市役所、市民団体など越市長との距離が比較的近いところにおいては、早い時期から越市長の市政運営があまりに性急で強引ではないかとの懸念が表明され、それを正そうとする動きもありました。
そして就任3年半を経過した現在、越市政に対するプラスとマイナスの二つの評価の差は広がりつつあるように感じられます。
市長がまちづくりに大きな責任と権限を持っていることは言うまでもありませんが、だからこそ市長の資質や手腕はどうか、どのような市政運営が行われているか等に関する正確な情報が広く市民の間で共有されることが重要です。
とりわけ内部事情に詳しい人々の間では、報道だけでは十分に分からない市政の現状を広く世間に知らせることが自分たちの使命であるとの声すら上がっています。
私自身もそのように考える一人であり、これから私なりに市政の現状を記述していきます。
以下、越市長のリーダーとしての資質の問題、政治家としての姿勢の問題にふれ、続いて財政運営や事業実施など市政運営の具体的な問題点を見た上で全体としてどうか、大津市政の現状を客観的に点検したいと思います。
なお、この資料は市長の職にある個人に対し根拠のない批判を行うことを意図したものではなく、事実とその評価を記載したものであることは読むにつれご了解いただけると思います。
ここで取り上げた事実に対して別の評価や解釈もあり得ますが、議論を重ねてより妥当な道を求めることが民主政治の根本であることから、本レポート(このページの記述)は、読む人の冷静な視線にさらされ市政に関する議論を喚起することを通して、必ず大津市民の利益に資するものと考えています。こうした観点からもコメントをお待ちするものです。
それでは次号から、越市長はどのような市長か、大津市政の現状は一体どうなっているかについて項目を追って見ていきます。
越市長の次から次へと、いろんな事業に手をだして、結局すべて思いつきで中途半端に終わっていて、何がしたいのか?ただ税金の無駄使いになっている。越市長のやりましたパフォーマンスに市民や職員が振り回されている気がします。特に、コールセンターです。おまたせしない、電話のたらい回しはせずコールセンターで答えると聞いていましたが満足に聞き取れもせず、何分も係につなぐのを待たされ、苦情が相次いでいると聞きました。そして英語教育。滋賀県は学力テストでどの教科も下位であり、情けない結果に終わっています。そんな中、英語に時間や予算をあてる必要があるのでしょうか?越市長は自分の名声や実績をあげたい為だけに、市政を利用しているのではないでしょうか。その横暴ぶりを誰も止められず指摘することもできない状況が問題で最悪です。茂呂さんのブログを通じて、一人でも多くの市民に越市長の本当の姿を知って欲しいと思います。そして、できれは茂呂さんに市長選挙に立候補してほしいと願っています。
返信削除越市政が、市長が思いつく、人気取りに見える事業や、非効率な事業に税金を費やし、地味で目立たないが市民の福祉向上に繋がる事業が、推進されにくいという悪い循環に陥っている事は、市政の大きな課題です。しかし、もっとも大きな影響は、市政を担う職員や議員が、市長に意見を言っても伝わらない、と諦めてしまう事や、市長を敵にするとマズイという自己保身に走ってしまう事です。
返信削除自治体の長に選挙で選ばれたら、独裁者になれるという悪弊は、大阪の橋下市長が見本なのかもしれませんが、越市長も、ポピュリズムとマスコミ操作については、全く上手にされていて、お手本通りと思います。こういった独裁者を許してしまう市政のあり方も、課題ではないでしょうか?
人事異動で、市長に意見を直言する職員を遠ざけ、自分の人気に繋がる事業を提案する職員を重んじるという方法です。予算の市長査定の場でも、現在の副市長をはじめとして、市政の幹部職員が誰も市長の暴言に意見を言わず、担当者が必死で事業の必要性を訴えても、市長の一声で終わる様子は、異常です。どうして、こんなに、誰も物が言えない状態になってしまったのでしょう。幹部のお一人に意見を尋ねたら、今は、市長に目をつけられないように、じっと我慢の時期だと言う事でした。ほとんどの職員が、市長が変われば、もう少し意見が言いやすい状況になると思っています。
でも、そんなら、また別のポピュリストが、通ったら一緒ではないでしょうか?
市長選挙を人気投票にしては、いけないし、
越市長はパフォーマンスだけの市長だと結構みんな知ってますよ どれだけ職員の方々がそれでご苦労されているか 市民もそんなにバカではないですよ
返信削除2万件突破おめでとうございます。書き込みも増え、話もだんだん具体的になってきて目が離せなくなりました。今は職員や関係者の声が多く、そうでない方から見ればコップの中の嵐と映るかもしれません。しかし、越市政がこのまま続けば職員が迷惑をこうむる程度ではすみません。市の事業や施設の在り方についてその意義や役割を十分に理解し利用者の立場もわきまえて判断がされるというのではありません。ただ行革の視点一本で機械的に削っているだけです。毛虫がつくなら桜の木を切ってしまえ、くらいの軽い発想で、虫を駆除しましょう、枝を払いましょうとの建設的な提案は黙殺されます。予算は節約できますがささやかな市民の花見の楽しみは奪われます。こんなことが水面下、いたるところで起こっていますから、マスコミがえがく市長の姿だけを見て市政を評価すると必ず誤ります。そういう意味でこの茂呂さんのブログは関係者だけでなく、むしろそうでない市民の方に見ていただきたいと思います。このブログがどんどん拡散することを願っています。
返信削除越市長の市政運営についてシッカリ読ませて頂きます。本質的な問題点を抱えた市長かなと感じます。かばう人があまりいませんね。多様な意見もききながら、自分の考えを固めていきたいと思います。
返信削除茂呂さん、貴方の考えは間違ってます。
返信削除大津市を良くしたいといったいろんな思いがあるのは理解できます。
しかしながら貴方は副市長であり、市長ではなかったのです。
市長は市民から選ばれた越さんです。
茂呂さんの考えに共感する人もいますが茂呂さんは自分の考えを主張し過ぎたから越市長と意見が合わず辞任するはめになったのです。
それをこのようなブログであたかも越市長が全て悪いといったことをいうのは言語道断です。
もう一度言います。
あなたは市長ではなく副市長であり市長をサポートすべき役割だったのを自分の考えを主張しすぎたために辞任することになったのです。
越市長が悪いのではなく、茂呂さん、貴方の考えが間違っていたのです。
また、特別職を辞任したあとに内部情報を漏らすことは守秘義務違反にあたります。
>越市長が悪いのではなく、茂呂さん、貴方の考えが間違っていたのです。
削除>また、特別職を辞任したあとに内部情報を漏らすことは守秘義務違反にあたります。
モスクワで、スターリンの大馬鹿野郎と叫んだ男が逮捕された。
罪状は、国家機密漏えい罪だった。
守秘義務違反とは穏やかではないですが、不正確な批判は無知をさらけ出しますよ。
削除守秘義務とは、公務員の秘密を守る義務の事を指すとおもわれますが、それは職務上知り得た秘密であると記憶しています。
このブログに秘密の暴露はありましたか?
内部情報でも、情報公開請求により公開される情報は秘密とは言わないと思います。
社会には規範があり、権限と責任の大きなポジションにある者ほど社会の規範に縛られます。しかしながら、越市長は、社会の規範を軽んじがちです。茂呂氏は、規範が示すところを越市長に進言してきました。規範を尊重してもらわないと市政がうまくいかないと考えたからです。越市長の軽んじるところを茂呂前副市長が重んじたのですから、相反するのも当然です。私は、規範を重んじた茂呂前副市長のほうが正しいと考えています。
削除守秘義務違反があったかどうかは大津市役所の判断に任せるしかないです。市役所外の者には、茂呂氏の書いてきたうちのどこが守秘義務違反に当たるのか判別つきませんから。
守秘義務。何事もできるだけ隠しておいたほうがいいという規定でしょうか?
削除私は違うと思いますねえ。公務の中身は市民のものだから、その精神でいけばできるだけ知らせるべきだと、コメント主の方はお考えになりませんか?ただ、漏れてはならない事柄もあるということで、守秘義務が設けられたのでしょう。守秘、つまり秘密を守るということであり、漏えいの対象は職務上知り得た秘密です。
いま血液製剤メーカー化血研のひどい体質が明るみにさらされていますが、あれはおそらく内部告発です。絶対に世間にバレてほしくないことは秘密中の大秘密ですが、では内部告発者は守秘義務違反でしょうか?秘密を隠す正当性は隠すほうが公共の利益に役立つかどうかで決まるものだと私は思います。それを秘密にしておきたい側の都合ではないことが化血研の事例からも明らかです。
あるとき、ある事案に対して、市長がどのような発言をし、どのように動いたか。これはなるべく明らかにされていたほうが、その決定の妥当性を市民が正確に判断しやすい。市長が市民の負託を受ける立場にあること、公務のコストが税金で賄われていることを踏まえれば、なるべく明らかにしておくのが本来の姿ではないのでしょうか。
この方のコメントが越市長の考え方を反映しているのならば、越市長には市長の言動をできるかぎり見せたくないという隠ぺい体質が伴うことになります。
どちらが正しかったと言うよりは茂呂さんも越市長も共に正しかったと思います。
削除簡単に言うと山の頂上を目指すときの手法が真っ直ぐ突き進むか、斜めに登るか、それともぐる~と周りながら登るか、他にもあると思いますが、そのやり方が異なったのでしょう。
お互いにこれしかダメだと言ったネガティブな考えを貫き通したのでしょう。多少はそんな考えもあるんだと言ったポジティブな考えがあればち違ったでしょうに。
>茂呂さんは自分の考えを主張し過ぎたから越市長と意見が合わず辞任するはめになったのです。
返信削除副市長には、直接あるいは担当部局を通じて市民、各種団体、関係機関などから常に多くの情報や苦情・要望が
寄せられます。それらの事実関係を確認し整理したうえで市長に持ち上がり正しい政策判断や市政のかじ取りがなされるようサポートするのが副市長の仕事です。副市長の個人的な主義主張とあわなかったからというのは事実誤認だと思います。
>このようなブログであたかも越市長が全て悪いといったことをいうのは言語道断です。
茂呂さんは事実を示しながら個々具体に問題点を指摘されており、十把一絡げに越市政が悪いと断じているわけではありません。
>あなたは市長ではなく副市長であり市長をサポートすべき役割だったのを・・・
サポートとは唯々諾々と服従することでしょうか。是は是、非は非と物申し道を誤らぬように支えるのが補佐役たるものの務めだと思いますが。
>越市長が悪いのではなく、茂呂さん、貴方の考えが間違っていたのです。
あなたこそ言語道断です。このブログで茂呂さんが述べられたことのどこがどう間違っているのか、理を立てて反論されるべきでしょう。
>また、特別職を辞任したあとに内部情報を漏らすことは守秘義務違反にあたります。
その明確な根拠をお聞きしたいものですが、もし違反行為が明らかなら越市長から法的措置がとられていてもおかしくないはずですが。ご専門の分野なのですから