2024/07/26

242)ハリスの旋風

  このたびトランプ氏が命拾いしたのは(彼がどんな人物であるかを別にして)本当に幸いでした。抱えられ立ち上がった姿、顔の流血、何やら罵詈を吐くらしき口元、突き上げるこぶし、青空にはためく星条旗をテレビは何度も流しました。「ほどよい傷を負った奇跡」が彼の名を高めました。コメンテータ...
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2024/07/20

241)桐生雑感

   雨粒に叩かれ頭を下げっぱなしの庭の葉むらを横目に見ながらブログ(前回記事)を書き終えたらちょうど雨がやみました。7月12日の午後おそく。雲は厚いけれど出かけるなら今。 パソコンのふたを閉じ、巨大なキュウリや黄色く熟れたゴーヤの始末はまた今度と決めて車に乗りました。めざすは桐...
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2024/07/12

240)ついてけまへん

 ある日、散歩からもどった祖父が言うには、いま堤防で「Hマンに注意しましょう」という看板を見た、Hマンとは何か? 何かの頭文字らしいが狐は「F」だし狼は「W」だし、だいたいケモノが町なかに出るはずなかろう。母が笑ってそれは痴漢のことですよと説明したけれど祖父は一向に釈然としない様...
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2024/07/05

239)クレーマーと公務員

 「カスハラ」 (前回記事) に続いて「クレーマー」です。どちらも似ていますが、常習性、不当性、強迫性などの点でクレーマーの方が厄介です。その要求が許容範囲かどうかを「お客さま目線」で見きわめる必要がありますが、ここでは疑う余地のないクレーマーについて地方公務員であった私の体験を...
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