現代の極悪人はさしあたり米国大統領やイスラエル首相ですが、親鸞の悪人正機説によればこんな人物ほど極楽浄土に近いのです。浄土からこの世をご覧になる阿弥陀如来は、ウズウズして救いの手を長く差しのべられるのではないか?そうなると先方の唯一神も黙っているわけにいきません。「Hey y...
大津通信
2025/12/26
2025/12/20
298)「他力の自由」
タイトルをご覧になって「また生かじりの仏教談義だな」と思われた方は正解です。前回記事で生命に軽重はあるのか?という問いをたて「悉有仏性」に答えを求めました。しかしO君は「なんでカメムシに仏性があるんや俺には分からん」と言うし、私も実のところサッパリなのですが不明のままもう少し続...
2025/12/14
297)高市発言余録
政治の世界ではよく言葉の「中身」よりそれが及ぼす「影響」が重視されますが、これは一つの倒錯であって、たとえばノーベル物理学賞、化学賞、生理学賞などが表象する真理の探究という「清らかな」世界から遠く離れています。それゆえか政治にはある種のうさん臭さがつきまといます(集団の力学の体...
2025/12/07
296)高市発言について
「台湾有事は日本有事だ(自衛隊を出すかもよ)」という高市発言は、中国を激怒させ、米国に迷惑がられ、国内にかなりの経済打撃と意見対立を生じさせたことによって集団的自衛権行使のリスクを国民に予習させてくれました。この一点をのぞいて危険で愚かな発言です。国民民主の榛葉氏は「質問者が悪...
2025/11/30
295)湖都の秋(続き)
斎藤知事の天敵・ビワマスの守護神であるO君が電話をよこし「ひとつ聞きたいねんけどココロザシと書く方の『志賀』てどこや知ってるか?」と言います。「うん、むかしの滋賀村、いまの錦織、近江神宮、滋賀里のあたりだと思うよ。」と私。「やっぱりその辺か。実はな、蕪村が『瀬田降りて 志賀の夕...
2025/11/25
2025/11/09
293)「我がこと・丸ごと」について(政府ザリガニ論)
齢とともに身体がいうことをきかなくなり病気や事故の可能性も増えますから、生涯を通じてわが家で暮らし続けることは容易ではありません。しかしそんな状況になっても、いやそんな状況になったらなお一層のこと、人は自宅での生活を求めます。「家」は生活の場であるばかりでなく自己の不全を優し...
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