2015/09/10

20) 大津市政の現状7(庁舎整備について)

 ふたたび大津市政に話を戻します。財政運営および予算編成に関連して、財源確保の観点から庁舎整備について記します。
 庁舎整備はゼイタクではなく、古い、狭い、弱いという課題克服のための切実な話です。
 これまで耐震診断を行ったほか、整備の必要性や手法について公募委員にも加わっていただき種々検討してきた経緯があります。
 こうした中、市役所の隣接国有地を利用できることとなり、現地建て替えの可能性が広がりました。とはいえ庁舎整備は大事業。いまのところ市民の理解はとても得られていない状況です。
 この項目では、何がなんでも庁舎を建てるべしなどと主張するものではありません。
むしろその反対で、庁舎整備の実現性が大幅に下がりつつある現実を市民に説明すべきだと主張するものです。ここ3年ほど庁舎問題に積極的に取り組んでこなかったため、期間限定の「合併特例債」の活用が見込めず、庁舎整備が限りなく遠のきつつあるという状況説明を、今の市政の責任者として行うのが市民への務めではないか?という問いかけです。
 このまま手をこまねいていては、大きなチャンスを見逃して将来にツケを残した市長と言われかねません。
     
  大津市政7(財政運営と予算編成・合併特例債をめぐって)





6 件のコメント :

  1. 市役所の建物は余り関心がありませんでした。問題あり、の建物ですね。お金がかかるから十分に考える必要がある。そのための情報を出すのは役所でしょう。国からお金が貰えるなら、貰って大津の為に使えばいいと思います。間に合うか、間に合わないのか?いつどんな庁舎を建てるのが良いか?話だけでも聞きたいです。大事なことを伏せておいて市民の審判を受けるつもりではないんでしょう?越さん、教えて。情報提供をしてください。お願いします。

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  2. 合併特例債は、初めて知りました。バスの例えを借りて言うと、
    バスに乗らないのか、乗れないのか、どちらですか?
    庁舎のことは大きな話なので情報提供と議論がいります。
    もし今がお金の面で分かれ道ならば、その説明をするべきではないですか?
    越市長の説明が聞きたいです。判断はそれからです。

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  3. 今まで出してない情報を越さんが出して説明するわけないじゃないですか。
    新聞が取り上げでもすれば別ですが、曖昧に取り繕って終わりです。
    そうやって、誤魔化されて、何も知らない状況に置かれてたんですよ、私達は。

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  4. 越さんは説明しません。絶対に。
    時間切れを待っているんですから。

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  5. ある日の大津市議会
    議員A:   観光、観光といいながら駅前に観光便所がないからみんな困ってる。市長は実態を見てきたらどうだ!
    担当部長: JRで借りてください
    議員A:   わかりました。次の質問に行きます
    傍聴席:   えっ!

    議員B:   住宅困窮者対応の窓口を一本化すべきだ
    担当部長: 大丈夫です、たらいまわしにはしませんよ
    議員B:   市長どうなんです
    市長:    部長がお答えした通りです
    議員B:   空き家問題も発生している。住宅政策を担当する部署は必要だろう
    市長:    困ったときはみんなで相談するので今のままでいいです
    議員B:   ・・・。 次の質問に移ります
    私:      ・・・

    合併特例債もそうですが、そもそも市民への情報提供は基本的な市の務めです。ですが、透明性だ可視化だと言って登場したものの不都合なものには頬かむり、が越市政の真実です。 市民に不都合・不利益がないかをチェックし、あれば明らかにして市長に質す、それが二元代表制のメカニズムでしょう? 
    議員のみなさん頑張ってください。 お願いします。 今は野放し状態です

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  6. 市役所が水没し、防災対策などの行政運営にも支障が出ている常総市の様子を見ると、耐震性能が大幅に不足した大津市役所も、他人事では済まない日が来る危険性もあるのかと不安になります。
    阪神淡路大震災で、大津市内ではほとんど被害が出ない中、市役所本館の窓ガラスは割れたとのニュースが思い出されます。行政機能が停止してすれば市長や職員は勿論困るでしょうが、一番の被害者は市民です。市長はどのようにお考えなのでしょうか。

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