2015/09/11

21)大津市政の現状8 (財政運営と予算編成) 歳出バランスの課題

 ページビューが5万を超えたお礼を書こうと準備しかけたら5万2千を超えました。人数×回数ですから実人数ではありませんが、私の予想をはるかに上回って多くの方々にメッセージが届いていることを有難く思います。地味なテーマの中に重要性を見出してくださった多数の方々の存在や傾聴すべきコメントの数々を考えるとき、「波まかせ」の気持ちで始めたブログの可能性を私はもっと信頼してよいのだという気持ちになります。読者の皆さまに感謝!の一語です。
 どうかこの輪を、市政にあまり関心のない方々へも広げてくださいますようご協力をお願いいたします。 

 ここで、私の手元まで届いたけれどブログに掲載しなかった幾つかのコメントに言及します。
 越市長に対する議会の姿勢に関して、もっときちんと対峙してほしいという趣旨のコメントが複数ありましたが、穏当でない表現が一部含まれていたので削除しました。
 また、庁舎整備に関する越市長の姿勢を疑問視するコメントがありましたが、現在の情報量だけでは無理のある断罪とも受け取れる言葉が含まれていたため削除しました。
 さらに、自分自身も越市長のパワハラの被害者であるという趣旨の投稿がありました。告発と中傷の可能性がありますが、判断が不可能なため削除しました。もし万一、そういう方が実在するならば、別の救済手段を講じられるのが筋かと思います。
 もう一つ、他人のコメントに対する疑問を表明されたコメントがありました。「情報広場」を目ざす私としては歓迎すべき展開なのですが、あまりに詰問調であり割愛させていただきました。
 コメントが載らなかった方々には是非ご理解を頂きたいと存じます。

 先ほどブログという通信手段の可能性を語りましたが、やはりそれはリスクと裏腹です。
 私に偉そうな批評はできませんが、これまで頂いたコメントは、きちんとした傾聴に値するご意見が大半であったと思っています。しかし中には、その方の主張が十分理解できるコメントであっても、単語一つで「これはまずい」というものがあります(逆に、もし私の考えと相容れないコメントがあったとしても表現等に問題がなければ掲載するのは当然です)。
 今後とも大いにコメントを募っていくつもりですが、中にはこの場に訴えるしかない切羽つまった叫びもあるでしょう。客観的な批評、目の覚める指摘、いやがらせ、からかいもあるでしょう。果ては「なりすまし」もあるかも知れません。誹謗、中傷は除いて何でもありの「情報のごった煮」から何かを読み取っていく作業(全体を受け取り眺めること、取捨選択すること、自分の考えに照らすこと等々)がブログ開設者である私に課せられた(そしておそれながら読者の皆さまにも求められる)ことではないかという気がします。
 大津市政の現状を連載していますが、今回は予算執行上の問題です。

大津市政の現状8(財政運営と予算編成) 歳出バランスの課題




 


13 件のコメント :

  1. 理解します。

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  2. このようにブログを市民の方がどう受け止めるかは、やはり余程大津市政に関心を持っていただいている方しか、見いただいていないだろう、と感じます。茂呂元副市長の真面目なお人柄と誠実さに、ひかれて読んでいますが、大津市政の今後を考えると、市長選挙の争点をどういった作るかが、とわれていると思います。市長の政治的姿勢や、資質が問題であることが、明らかになっても、じゃあ次はどんな市政が必要かが、あきらかではありません。
    例えば、嘉田前知事はもったいないをスローガンに新幹線新駅に反対して県民の支持を得ました。税金の無駄遣いに対する反発票を取り込めたと言う事でしょう。腰市長も、保育所を建てて市民の声を聞くようなポーズを取りつつ税金の無駄遣いにこれだけ切り込めた、と言う積もりだと思います。これからは市長選挙に向けてどれだけ自分は、頑張ったか、と言う事をマスコミを通じて、宣伝するつもりです。そのために、市職員は宣伝用資料の作成にサービス残業をさせられます。もっと、どんな風に税金を遣うことが、市民の福祉向上につながりできる今の保育園建設が、税金の無駄遣いになるのではないか、というような市政の中身での分析が、必要ですよね!そういった声が、もっとここで交流できれば、良いと思います。

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  3. 茂呂さんのこのブログの意味合いに理解を苦しみます。
    越市長批判を拡散してどうしようとしているのか理解に苦しみます。
    世の中に完璧な人はおりません。
    政治家だって同じです。
    悪いことだけでなく良いこともあるでしょうに。
    まともな大人であれば善悪ともに明らかにするべきではないかと思いますよ。

    大津市の職員だって今までぬるま湯に浸かっていたのでしょう。
    越市長になってから職員の不祥事が多く発覚しました。過去の不祥事もまあまあ的な処分でしたでしょ。
    越市長に変わってからぬるま湯から一般企業並みに熱湯になったと思いますよ。
    またぬるま湯に浸かりたいのでしょう。
    そして市民のためにと市民を盾にして越市長批判をしているのでしょう。

    茂呂さんのブログは大津市のいじめを象徴しているようにも見えます。
    よってたかって一人を追いやろうとするのはまさにいじめそのものですね。
    このブログがによってさらに大津市の悪評が立つと思います。
    もっと違う方法で市政運営ができる方法があると思いますよ。
    元職員の元市長が名誉毀損、人権侵害にあたるようなことを展開することは大津市の体質をものがたってますね。

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    1. 「茂呂さんのこのブログの意味合いに理解を苦しみます」で始まるコメントに関して

      私は、このブログの狙いは、ズバリ、越直美市長の再選阻止だと解釈しています。

      ここまでに掲載された記事から伝わってくるのは、市政の私物化ともいえる越市長の暴走ぶりです。
      越市長の存在は市民の利益に反すると判断した元副市長が、その判断に至った理由を徐々に明らかにしてきました。このブログの狙いは、越市長の在任期間を1期4年で終わらせることにあると私は受け止めています。

      ただし、ここに寄せられる大津市職員の人たちのコメントが越イジメを想起させることは否めません。
      大津市職員の人たちの声には越市長に対する漠然とした反感が目立ちます。たとえば、越市長が進めたナントカ対策を取り上げその是非を実証しようといった発言がほとんど見受けられません。越市長への憎悪感を吐露しているだけではないかとの印象が市役所外に生じてもしかたないところです。市政をめぐる対立ではなくて、人間関係悪化に根ざす対立であるかのように見えてしまうのです。

      仮に、次回市長選で、市役所職員全員が越候補に投票しなかったとしても、その数は知れたものです。
      越市長では市政がうまくいかないと考える職員の人は、市役所外に訴求しなくてはなりません。市役所外を納得させるコメントのほうが越市長へのダメージが大きいと思うのですが、いかがでしょうか。

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  4. このブログに対するご批判がありました。偏りのある意見ばかりでなくこうした考え方もこのブログには良いと思います。ただ、茂呂さんは具体的な事例を挙げて市政の是非、越市長の首長としてのありかたについて意見を述べておられます。氏の仰る「ぬるま湯に浸かっていた」「不祥事もまあまあ的な処分」「人権侵害・・大津市の体質」とはどういうことなのでしょうか。大変興味のわくところです。単なる印象だけでなくぜひとも事実をあげて議論を多面的にしてください。

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  5. 市長の暴走は止められるのはやはり茂呂さんしかいないと思います。
    カムバックしてください。市長の暴走には若手が日々不満を押し殺しながら
    仕事しています。
    今の市長がまた4年も続けるなら職員のやる気もそがれますから、茂呂市長
    の登場を待っています。

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  6. このブログは理解に苦しむというコメントがありました。おそらく外から市役所を見ている人の感じ方の代表例の一つと思います。新しい風を入れようとしている市長に抵抗するぬるま湯職員という見方です。越市長になってから不祥事が多く発覚したのは事実ですか?それは越市長の姿勢のお蔭で発覚したのですか?過去の不祥事がまあまあ的な処分だったというのは事実ですか?越市長になってから公務員の処分基準が変わったのですか?そのあたりを雰囲気で話さないで事実に基づいて話す必要があるのではないですか?私はこのブログの書き方やコメントを見てある種のマトモさを感じています。大きな問題は市長の組織管理にあると思いますが一般市民には、市役所の内輪の話です。内輪の話を外に出して何をしようとする気か、というのがこの投稿者の基本的な疑問点のようです。寄ってたかって一人の人をいじめているのか、公人に対する批判をしているのかも見方によります。違う手法で市政運営ができるはずと投稿者は指摘しておられます。投稿者自身はどう考えておられますか?でも一つの問題提起だと思います。
    職員の人たちの意見交換も読みごたえがありましたが、見る人によっては内輪話ということがこの投稿でわかります。これも考えを深めるチャンスかも。自由な発言はいいけれど事実か、推測か、キチンと断って話した方がいいと思います。

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  7. とてもいい感じで議論が始まりだそうとしていますよね。
    僭越ながら私が『我々職員がまずは議論を始めましょう』と言ったことの意味がここにあると思うのです。
    「理解に苦しむコメント」の方が非常にいい問題提議をして下さっていると思います。先に誤解されないように申し上げますと、私は「理解に苦しむコメントさん」に対し攻撃することも否定することも反証を示せとも申し上げるつもりはありません。その上で私は私を含めた職員に投げかけたいのです。私は「理解に苦しむコメントさん」に代表されるような大津市も含めた公務員全体に対しての『誤解』を、人により程度の差はあると思いますが、大なり小なりの市民の方が抱いておられると思っています。その結果が3年半前の市長選挙の結果ではないかと思うのです。その『誤解』の原因の大半は長年にわたるマスコミによる一方的な公務員バッシングであると考えています。もちろんこれは私の想像ですが、昔はそういった「あまあま体質」や投資効果に疑問のある公共事業もあったと思いますが、それは民間企業も含めた世の中全体がそういう風潮であったのではないかと思います。そういった前提を踏まえて私はその誤解を解くにはどうしたら良いかを職員の間で議論していけばいいのではと考えるのです。ちなみに私は「理解に苦しむコメントさん」に反証を求めるのではなく、このブログで前副市長がされているようなキチンとした理論に基づく丁寧な説明を地道に自分の周りの人たちにしていくことではないかと考えています。

    名も無き一中堅職員

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  8. こちらのブログで、合併特例債や予算の使われ方のアンバランスさを知りました。
    保育園の待機児童0達成!を華々しく公表する反面、中学校の給食の利用率がわずか0.8%といった内容は積極的にはアピールされません。
    市長は出来た部分をアピールすることはされますが、上手くいっていないと思われる部分には蓋をしているようにしか感じられません。多方面からの情報を得られることは、今後の大津市を考える上でのメリットだと感じています。
    こちらのブログを見始めたことをきっかけに、市会議員さんのブログも読ませていただくようになりました。市制に関心を持つ人が増えるのは、大津にとってマイナスではないはず、と思っています。

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  9. 職員のコメントは、越さんイジメを想起させるというコメントがありました。私も職員ですが、職員として一番困るのは役所内で風通しが良く議論をしっかりして仕事する体制が整っていないという問題です。それは越市長の姿勢と、それを下に下ろす副市長以下の体制がそうなってしまっているということです。内部マネジメントは重要ですが、結果として外に出て行く政策や事業は、特に悪いことをしていないので、問題となりにくいという点があります。市役所の事業はどれも市民のためであり、一つの一つのの事業を取り上げてこれはアカンというものはないのです。プロセスが大事と前副市長が言われるのはこのことと思います。職員の不平不満は内部管理にあり、外から見ると政策で特に落ち度が見当たらないということと思います。だから市長イジメに見えるのかと思います。いじめられてるのは職員ですが。
    ここが越市長の大きな問題で、それをどうやって外にわかってもらうかが職員の課題です。しわ寄せを受ける政策もありますが、しわ寄せを受けなかった場合と比較して見せないとピンときません。
    それから職員は、市長の命令のもとで、市長の足りないところを市民に謝ってカバーしながら仕事します。
    だから内部から外に向けて、市政の問題点をわかりやすく客観的に伝えるのがむずかしいです。そこに前副市長が言われるステレオタイプの見方が加わって、内部で抱える問題が外に出て行きにくい状況です。企業局の問題もトップの方針かわかりませんがくさいものにふた、方式で責任は誰が取るのか?趣旨説明不十分な再発防止研修をいくら受けても疑心暗鬼は広がるばかり。管理者も市長も、もう忘れられたみたい。これも外から見たら内輪の小さな話なのでしょうか。閉塞感があります。これを乗り越えて市民のためにしっかり仕事したいと多くの職員は思っているはずです。暗い状況ですが希望を持ってやっていかないとやりきれません。このブログを不満のはけ口だけにしてはダメと思いますがブログが続くようお祈りしています。

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    1. これが核心だ!と、感激しています。

      といいますのも、
      ---内部マネジメントは重要ですが、結果として外に出て行く政策や事業は、特に悪いことをしていないので、問題となりにくいという点があります。市役所の事業はどれも市民のためであり、一つの一つのの事業を取り上げてこれはアカンというものはないのです---
      と述べておられたからです。まったくもってその通りだと思います。

      「いくらなんでもこの人物が市長であってはいけない」と、もっとも身近で観察できる職員さんたちがそう酷評する市長。日本全国47都道府県の各自治体でどんどん市長が交代していくうちには、そんな市長のひとりやふたりが現れても不思議ではありません。
      しかし、おっしゃる通り、外に出ていく政策や事業は特に悪いことをしているわけではなしということで、職員目線では落第の市長でも有権者目線では及第なんですよねえ。

      「職員は、市長の命令のもとで、市長の足りないところを市民に謝ってカバーしながら仕事します。
      だから内部から外に向けて、市政の問題点をわかりやすく客観的に伝えるのがむずかしいです」ともおっしゃっているわけですが、そうなりますと、市長は、有権者からの批判が入り込みにくい安全地帯にあぐらをかいたまま、人気の上がりそうな政策や事業を自作自演でどんどん出していけます。市政の中枢にいてはならない人物が市政に身を守ってもらえるわけで、なんともはや困ったことです。

      ではどうすればいいか?が難しすぎて私にはいい方策が思い浮かびません。
      でも、このコメントを読ませてもらったおかげで、越直美大津市長の問題はこういうことなんだと、とてもハッキリしました。

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  10. そうなんですよね。
    我々職員は、市長のためではなく、市民のために職務を遂行しているのですが、その職務を決めているのは他ならぬ市長をトップとする組織であるので、結局は市長のために職務を遂行していることになるのですよね。市長の判断の中に明らかに法令に違反するようなことがあれば、それに従う必要はないのですが、法律に抵触していなければそれが市民のためにならない政策であっても、それに従わなければならないんですよね。本当に歯痒いばかりです。
    それと、最近のコメントで自分の以前のコメントが削除されたのは納得いかない旨のことをおっしゃっておられる方がおられましたが、コメントをアップした際に前副市長に示される投稿者の情報はメールアドレスすらないはずなので(あなたが実名を記載されていれば別ですが)、以前削除したどのコメントを指しておっしゃっておられるのか、想像はできたとしても特定はできないと思われるため、説明のしようがないと思いますよ。前副市長は以前、いくつかのコメントを削除した理由の中で『誹謗中傷』があったのでとおっしゃっていましたが、それと同じく『不穏当な表現』があったので削除しましたともおっしゃっておられたので、そのあたりもう一度ご自身で思い出されてはいかがでしょうか。

    名も無き一中堅職員

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  11. やはりこのブログは2チャンネルと同じですね。
    ここに登場する職員さん、実名を名乗って投稿してはいかがですか。
    市長の元で仕事がしにくいのであれば辞めるしかありません。
    辞めたく無いのであれば市長の元で仕事をするか、あなた方自身が市長になるかでしょう。
    もしくは直接市長との話し合いを持つような対応を考えて市役所を改革するべきでしょう。

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